緊急事態宣言の解除
ついに緊急事態宣言が全国で解除されましたね。
テレビでは街の声を取材し、「期待と不安」として取り上げています。
みんな何%期待で、何%不安なんだろう。
私は期待はゼロで、不安と恐怖が100です。
その理由は、まだ第二波への備えができていないと思うからです。
検査態勢も、病床数も、ワクチンも薬もまだまだ。
次回、緊急事態宣言を出す際、休業要請をする際の基準。学校休校時のオンライン授業の準備がまだまだ。
国民の意識もバラバラ。新しい生活様式は、どれくらいの人が継続できるのだろう。
例えば、子どもを学校や保育園に行かせること、塾や習い事に行かせることは、どれくらい危険なのだろうか。子どもの環境は密だらけです。恐怖です。
怖いなら行かせなければいいのか?
それはそれで難しいです。学校や習い事は、もうすっかり平常時のように動くでしょうから、対面とオンラインを並行して実施しようなどと考える人はいないでしょう。対面ができるなら、オンラインは頓挫することでしょう。
対面でなくオンラインを希望する親子は、置いてけぼりになり、この夏の様々な体験を捨てざるを得ません。
これから、不安や恐怖と、子どもたちが得られる学びや体験を、天秤にかけながら、親は決断を迫られる日々が始まるのです。判断基準もなく、とにかく不安です。
私自身の仕事復帰についても、同様に不安です。早く仕事したい気持ちと不安とで天秤にかけながら、復帰のタイミングを決めなければなりません。こちらも不安です。
とりあえず、まずは少しでも体調が悪い人はすぐに検査が受けられ、ホテルなどで安心した隔離生活が送れる体制づくりを急いでほしいです。そして、学校や習い事は、オンラインにすぐ切り替えられる準備をしてほしいです。
いま、解除に安心して元の生活に戻るのではなく、第二波への貴重な準備期間として、対策を取り続ける必要があるのではないかと思います。